体内時計について一冊

夏と冬のどちらが好きかと聞かれれば冬派のむーよしです。

 

 本日は,

「睡眠,仕事すべてのパフォーマンスをあげる 体内時計の3つの法則」

という本のなかで日中の活動に関係するものを自分用にまとめつつ,皆さんにも共有したいと思います。

 

 体内時計っていうのは人間の体が刻んでいるリズムのことです。この本では,その体内時計について理解を深め,パフォーマンスの向上や健康のために役立てようという一冊になっています。
 そこから,パフォーマンス向上に関する記述をいくつか書き出してみると,こんな感じになりました。

 

起床

~2時間 決断をするのに良いタイミング

4時間後 脳の活動が活発になり,勉強や研修に適した時間帯。

5時間後 人とコミュニケーションがとりやすい時間

6時間後 休憩を入れる。5分目を閉じているだけで良し

7時間後 気分が良い状態

8時間後 眠くなる時間

9時間後 ここもコミュニケーションがとりやすい時間

夕方   心肺の機能がピーク。スピードが必要な作業などが吉

11時間後 深部体温のピーク。ここで眠ってしまうと夜の眠気に影響するので,寝ない

 

 私の場合であれば6時半ごろに起きることが多いので,8時半までが決断に良い時間帯。頭を使う活動は10時半ごろがよくて,何もしないと14時半ぐらいは眠くなってしまうので12時半ぐらいに一度休憩をはさんでおくといいって感じですね。みなさんの場合はいかがでしょうか?

 コミュニケーションがとりやすい時間帯や気分が良くなりやすい時間帯は,企画の提案だったり,打合せや挨拶回りなんかにあてると良いそうです。あと,体内時計の視点から言うと,朝一からメールや資料の整理をして午後に集中して仕事に取り組むより,脳がよく働く午前中に頭を使う仕事に取り組んで,夕方の心肺機能が上がっているときに作業スピードを求める資料整理などの作業をする方が効率がいいそうです。これは結構逆にやってる人いそうですね。私も参考にしたいと思います。

 

 いかがだったでしょうか。いつ何をするかってことは結構難しい問題で,出来るだけ効率よくやりたいと思いつつ,優先順位もあるし,後でやろうと思っていたら急ぎの用事が入ってしまったりとなかなか思うとおりに効率よく出来ないことも多いですよね。それでも体内時計っていう一つの物の見方を知っておくと少しは最適な時間の使い方に近づけていくことが出来るのではないでしょうか。

「睡眠,仕事すべてのパフォーマンスをあげる 体内時計の3つの法則」では,今回ご紹介したパフォーマンスに関わるものの他に,体内時計の解説や体内時計の睡眠・健康との関係,体内時計をコントロールし整える方法についても詳しく書かれていますので,ご興味ありましたら読んでいただけたらと思います。

kindle unlimitedの対象になってます。

 

それでは,また。

 

 

紹介

「睡眠,仕事すべてのパフォーマンスをあげる 体内時計の3つの法則<たった5分で!>昼はバリバリ,夜はグッスリ,頭も体もスッキリ」

(著)菅原洋平  (版)インプレス