戦国高校に出てくる武将達がどんな人達か調べてみた①(パワプロアプリ)

日の光がまぶしく感じる季節となりましたが,皆さまはどうお過ごしでしょうか。

 

本日はパワプロアプリの戦国高校にて出て来る武将や大名について,それぞれがどんな人達なのか気になって知らベてみました。今回はその第一弾です。
(本当はアプデが来る前に①だけでも出したかった・・・)

 

 

織田信長

1534-1582 尾張(現愛知県)
 みなさんおなじみの大うつけもの。若い頃は着物は片袖を脱いで丈の短い袴をはいて,およそ武士の子と思えぬ様子であったらしい。弟に家督を継がせるべきとの意見さえ家臣から出るほどだったそうだが,今川義元が大軍を率いて尾張に攻め入った際に桶狭間の戦いで義元を討ち取り,家臣を納得させるとともに全国に名を轟かせた。その後多くの者を相手取って戦い,特に鉄砲を使って武田勝頼に勝利した長篠の戦は有名。勢いに乗って安土城を築き,楽市楽座などの政策で経済を発展させたが,明智光秀の謀反によって謀殺された。ちなみに信長の娘については,ほとんど詳細が不明であるそうです。

 

明智光秀

1528-1582 美濃(現岐阜県
 三日天下で知られる武将。去年の大河ドラマの主役も務めましたね。頭脳明晰で特に医術に関しては当時としてはとしては高度な知識や技術を身に着けていたと推測されているそうです。数多くのパワハラを信長から受けた怨恨から,「敵は本能寺にあり」と言って本能寺の変を起こして信長を殺害。その際には火矢を放って本能寺を焼失させた。その後は秀吉に山崎の戦いで敗れてなくなっています。

 

石田三成

1560-1600 近江(現滋賀県
関ヶ原の戦いで負けた人という印象の強い方。この人がなぜ豊臣家の家来として有力な人になったのかということについて3杯のお茶の話があるそうです。秀吉がある日鷹狩りをしていて,その帰りに寺に立ち寄って茶を求めたところ,寺の小姓だった幼き日の三成が最初に大きい茶碗にぬるい茶を入れて出し,次は少し小さい椀にやや熱めにした茶を出して,最後に秀吉が試みにもう1杯所望すると今度は小さい器に熱い茶を出したそうです。相手の状況に対応する配慮を秀吉が気に入って三成を連れて帰ったという話です。幼いころから気配りにたけていたということですかね。秀吉も信長のわらじをずっと懐に入れて温めていたって話がありますし(信憑性は薄いそうですが…),そういう配慮が出来る人は好きだったのかもしれません。ちなみに戦では主に後方支援や諜報活動で功を挙げていた模様。

 

 

直江兼続

1560-1620 越後(現新潟県)→米沢(現山形県
 上杉景勝に仕え徳川家康と敵対し,「愛」の一字を兜の前立にした武将。国を運営するセンスは並外れたものがあったようです。農業にも精通していた。ちなみにアプリには直江状ってのが出てきますよね。これは上杉景勝が秀吉亡き後不穏な動きを見せる家康を警戒して新しい城を立てようとした際に,家康から謀反の疑いがかけられる。それに対して「謀反なんてしてないし,あなたこそ謀反しようとしてるんじゃないの?」という嫌味たっぷりの返答をしたそうで,これが「直江状」って呼ばれているそうです。

 

島津義久

1533-1611 薩摩(現鹿児島県)
 島津家は九州一帯では一大勢力を誇り,義久の代では九州統一までも手が届きそうな勢いだったそうですが,残念ながら豊臣秀吉に敗れ,その後は秀吉に従うことになったそうです。大友軍との戦の際に,無秩序に川を越えて攻めてくる相手に対して伏兵を次々と繰り出して壊滅させた耳川の戦いが有名で,このとき使った戦法の名前が「釣り野伏」というそうです。ちなみに又四郎こと義弘は弟で,義久自身には又三郎という別名があります。

 

島津義弘

1535-1619 薩摩(現鹿児島県)
 島津義久の弟で,鬼島津の名で親しまれている武将。義久と同じく九州統一を目前にして秀吉に降伏することとなります。その後秀吉に従うこととなり,関ヶ原の戦いでも石田三成率いる西軍につきました。結果はご存知の通り西軍の負け,島津軍は後ろに山,その他は敵軍に囲まれて動けない状況になります。しかし,そこから「敵中突破」という作戦をとり,島津軍全軍で敵群の中を突っ切って逃げ切ったそう。多くの兵士が死んでしまいましたが,この作戦で生き残った義弘には東軍からも称賛があったそうです。アプリ内での中央マスの兵力アップはこの逸話から来ていそうですね。

 

 

 

 以上,まずは6名についてまとめてみました。もうアップデートが来てしまって戦国高校をプレイする機会はほとんどなくなってしまうかもしれませんが,今まで戦ってきた相手がどんな人たちだったのか少しでも知って楽しんでいただけたら幸いです。残りの人たちも順次公開していくつもりです。

 

それでは,また。

 

第2弾書きました!こちらからどうぞ!

 

mooyoshi.hatenablog.com

 

 

 

実況パワフルプロ野球(パワプロアプリ)公式サイト (konami.com)

 

参照文献

Wikipedia Wikipedia

富増章成(2017) 超訳戦国武将図鑑  かんき出版

矢部健太郎(2015) 超ビジュアル!戦国武将大辞典 西東社